3:20 PM - 3:40 PM
[03 心-口-07] Necessity of the game analysis in university sports
Questionary survey for the physical education society member
【背景】競技スポーツにおけるゲーム分析はプレーの種類、プレーを遂行したプレーヤー、ピッチの位置、生じた時間、その結果などが記録される。これらのデータはチームまたはプレーヤーがそれぞれのプレーをどのくらいうまくできたかを示すために分析される。更にスポーツアナリティクスは統計学を背景とした手法が用いられ、スポーツ統計とも呼ばれており、データサイエンスとも密接な関わりを持つ(谷岡、2020)。近年、これらのデータ分析はプロスポーツや代表チームには必須となっているが、大学体育会の実態については明らかではない。この実態を明らかにすることにより、今後のスポーツパフォーマンス向上に対するアプローチの仕方が明確となると考えられる。
【目的】本研究の目的は、体育会部員におけるゲーム分析の実態調査を行うことにより、スポーツパフォーマンス向上を検討することとした。
【方法】対象は、K大学体育会に所属する444名(内訳:男子サッカー部120名、男子バスケットボール部60名、男子ハンドボール部32名、女子ハンドボール部37名、ダンス部26名、女子硬式野球部11名、男子硬式野球部133名、女子柔道部25名)とした。実態調査はGoogle Formを用い、ゲーム分析に関するアンケートを実施した。
【結果】問「アナリストを知っていましたか」に対し、「知らなかった」が255名(57.4%)、「名前は聞いたことがあった」が136名(31.0%)、「役割を知っていた」53名(12.0%)であった。問「ゲーム分析の必要性はどう思いますか」の5件法(0点:不必要⇔5点:必要)の結果、高校では3.9±1.1点、大学では4.5±0.7点であった。
【考察】体育会の学生において、ゲーム分析の必要性は、高校と比較し大学の方が高かった。しかしながらアナリストの知識は少なく、役割や活用方法を提示していくことが必要と考察された。
【目的】本研究の目的は、体育会部員におけるゲーム分析の実態調査を行うことにより、スポーツパフォーマンス向上を検討することとした。
【方法】対象は、K大学体育会に所属する444名(内訳:男子サッカー部120名、男子バスケットボール部60名、男子ハンドボール部32名、女子ハンドボール部37名、ダンス部26名、女子硬式野球部11名、男子硬式野球部133名、女子柔道部25名)とした。実態調査はGoogle Formを用い、ゲーム分析に関するアンケートを実施した。
【結果】問「アナリストを知っていましたか」に対し、「知らなかった」が255名(57.4%)、「名前は聞いたことがあった」が136名(31.0%)、「役割を知っていた」53名(12.0%)であった。問「ゲーム分析の必要性はどう思いますか」の5件法(0点:不必要⇔5点:必要)の結果、高校では3.9±1.1点、大学では4.5±0.7点であった。
【考察】体育会の学生において、ゲーム分析の必要性は、高校と比較し大学の方が高かった。しかしながらアナリストの知識は少なく、役割や活用方法を提示していくことが必要と考察された。