Theme Symposium
Coach training for junior competitive sports
Thu. Aug 31, 2023 10:10 AM - 12:10 PM RYB1 (良心館地下1階RYB1番教室)
Chair: Kiwamu Kotani
本横断領域部会における解決すべき上位の課題のひとつが「競技スポーツにおけるコーチ養成をいかに行うか」である。日本では、子どもたちの豊かなスポーツ活動を整備するため、運動部活動の地域連携や地域スポーツクラブ活動連携がすすめられている。その一方、ヒューマン・ライツ・ウォッチの報告では、日本の子どもがスポーツのなかで、暴力等の虐待を経験することが多く、その結果、スポーツが痛みや恐怖、苦痛をもたらす経験となっていることが指摘されている。このように、日本のジュニア(育成年代)競技は、コーチによるプレーヤーへの暴力等の虐待を含む、様々な課題を抱えたまま、組織的な移行期をむかえているといえる。もちろん、組織的な移行自体が課題解決の一方策ではあるものの、それだけでは子どもたちの豊かなスポーツ活動の実現には繋がらないことは明白である。そこで、本シンポジウムでは「ジュニア(育成年代)競技スポーツのコーチ養成」をテーマとして設定し、コーチ養成のシステム、指導法、コーチのキャリアパスの視点からジュニア(育成年代)競技スポーツのコーチ養成にまつわる課題を洗い出し、今後のコーチ養成について議論する。
*Seidai Nishikawa1 (1. Japan Football Association)
*Saori Nakayama1 (1. University of Tsukuba)
[競技スポーツ-SB-3] Coach development for junior sports
From the perspective of career paths
*Mai Kitamura1 (1. Gakushuin University)