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[スポーツ文化-A-01] ジョルジュ・エベールの女子体育思想(哲)
本発表では、20世紀の初頭のフランスにおいて「自然的方法」を提唱したジョルジュ・エベールの女子体育の思想を明らかにするために、彼の著書『女子体育:筋肉と彫塑美(L’éducation physique féminine : muscle et beauté plastique)』(1919)に着目した。エベールは女子体育の普及の観点から、当時の女性に対する2つの問題を懸念点として挙げていた。それは、(1)女性の運動への消極的な風潮、(2)美容・ファッションとして用いられるコルセットの2点であった。