[生涯スポーツ-SA-1] Construction of a sustainable cooperative system where inclusive society and lifelong sports coexist
<演者略歴>
東海大学体育学部体育学科 教授.筑波大学体育科学研究科修了.修士(体育学).筑波大学附属ろう学校(現:聴覚特別支援学校)、筑波大学附属中学校保健体育科教員として勤務.2005年より現職に着任.アダプテッド・スポーツ科学を中心に研究.「教養としてのアダプテッド体育・スポーツ」(2018 大修館書店)
東海大学体育学部体育学科 教授.筑波大学体育科学研究科修了.修士(体育学).筑波大学附属ろう学校(現:聴覚特別支援学校)、筑波大学附属中学校保健体育科教員として勤務.2005年より現職に着任.アダプテッド・スポーツ科学を中心に研究.「教養としてのアダプテッド体育・スポーツ」(2018 大修館書店)
これまで課題Aでは、「共生社会の実現に向けた生涯スポーツ政策と協働システムをいかに構築するか」というテーマに対し、パラダイムチェンジの必要性とスポーツの見方を変え広げる必要性を確認してきた。これまでの議論を踏まえると、共生社会と生涯スポーツは、例えばスポーツボランティアが広がり、“支えるスポーツ”というスポーツの見方が定着するというパラダイムチェンジが起きれば、持続可能であることが明らかになったと考えている。
現に東京2020オリンピック・パラリンピック大会では、障害当事者のボランティアがDiversity&Inclusionを促進し、ソフトレガシーにつながることも確認されている。しかし持続可能という点では、支え手となる人たちの交代が進まず高齢化や、障害ごとに起きる問題への丁寧な対応、異なる価値観からボランティアを論じる必要性など、多数派中心の価値からの転換がなければ持続しないことも明らかになってきた。
本発表はこれまでの議論で具体的に挙げられた、共生社会が実現しているシステム(イベント、スポーツ大会)をまとめ、持続可能な協働システムの構築に向けた課題や方策について議論していきたい。
現に東京2020オリンピック・パラリンピック大会では、障害当事者のボランティアがDiversity&Inclusionを促進し、ソフトレガシーにつながることも確認されている。しかし持続可能という点では、支え手となる人たちの交代が進まず高齢化や、障害ごとに起きる問題への丁寧な対応、異なる価値観からボランティアを論じる必要性など、多数派中心の価値からの転換がなければ持続しないことも明らかになってきた。
本発表はこれまでの議論で具体的に挙げられた、共生社会が実現しているシステム(イベント、スポーツ大会)をまとめ、持続可能な協働システムの構築に向けた課題や方策について議論していきたい。