[00哲-レクチャー-1] Exploring the Feasibility of Olympic and Paralympic Education as a Legacy in Japan
<演者略歴>
早稲田大学大学院スポーツ科学研究科博士後期課程修了(博士(スポーツ科学))。現在、明治学院大学心理学部教育発達学科助教。前職の早稲田大学スポーツ科学学術院研究助手のときに、スポーツ庁委託事業「オリンピック・パラリンピック・ムーブメント全国展開事業」に従事し、オリンピック・パラリンピック教育の普及に携わる。
早稲田大学大学院スポーツ科学研究科博士後期課程修了(博士(スポーツ科学))。現在、明治学院大学心理学部教育発達学科助教。前職の早稲田大学スポーツ科学学術院研究助手のときに、スポーツ庁委託事業「オリンピック・パラリンピック・ムーブメント全国展開事業」に従事し、オリンピック・パラリンピック教育の普及に携わる。
2021年に東京で開催されたオリンピック・パラリンピック競技大会(以下、東京大会)に向けて、日本全国で普及が推進されたオリンピック・パラリンピック教育(以下、オリ・パラ教育)のレガシーとしての可能性について発表する。
そもそもオリ・パラ教育は、「オリンピック・パラリンピックそのものについての学び(内容)」と「オリンピック・パラリンピックを通じた学び(教材)」の2つの学びで構成されている。そして東京大会では、全国の各種学校で効果的かつ継続的なオリ・パラ教育を実現するために、様々な教育活動と関連付けた実践の実現が目指された。しかし先行研究では、その実現可能性に対する批判的な見解が度々示されてきた。さらに、東京大会後のオリ・パラ教育の実態については、まだ十分な検討が行われていない。
そこで本発表では、東京大会に向けたオリ・パラ教育の実態やその普及過程について、本授賞論文を中心に最新の知見を提供する。次に、東京大会後のオリ・パラ教育の現状についての調査結果を示す。そして最後に、これらの知見を踏まえて、レガシーとしてのオリ・パラ教育の可能性及び課題について示す。
そもそもオリ・パラ教育は、「オリンピック・パラリンピックそのものについての学び(内容)」と「オリンピック・パラリンピックを通じた学び(教材)」の2つの学びで構成されている。そして東京大会では、全国の各種学校で効果的かつ継続的なオリ・パラ教育を実現するために、様々な教育活動と関連付けた実践の実現が目指された。しかし先行研究では、その実現可能性に対する批判的な見解が度々示されてきた。さらに、東京大会後のオリ・パラ教育の実態については、まだ十分な検討が行われていない。
そこで本発表では、東京大会に向けたオリ・パラ教育の実態やその普及過程について、本授賞論文を中心に最新の知見を提供する。次に、東京大会後のオリ・パラ教育の現状についての調査結果を示す。そして最後に、これらの知見を踏まえて、レガシーとしてのオリ・パラ教育の可能性及び課題について示す。