[P-095] 音波歯ブラシを用いた歯周病実習に関するアンケート調査
Questionary survey about the sonic toothbrush in the periodontal basic training
研修コード:2504
Keywords:音波歯ブラシ、歯周病実習、アンケート
【目的】音波歯ブラシは一般に普及しつつあるが歯学教育において歯ブラシ法実習のほとんどは手用歯ブラシについてあり,音波歯ブラシを用いての実習はあまり行われていないのが現状である。本学をはじめとする5校では数年前より音波歯ブラシを用いた実習を行っている。そこで,アンケートを用い学生の音波歯ブラシ実習に対する評価を行ったので報告する。
【材料および方法】日本歯科大学新潟歯学部,明海大学,鶴見大学,松本歯科大学,愛知学院大学の各第4学年の学生を対象として音波歯ブラシ実習を行った後,音波歯ブラシ実習の有用性,音波歯ブラシの使用感や有効性,音波歯ブラシの継続使用の意思や推奨についてアンケートを行った。また,追跡調査を行い音波歯ブラシの使用状況について調査した。
【結果および考察】音波歯ブラシ実習の有用性・使用法を学ぶことが重要であると約90%の学生が回答した。また継続して使用したいと同様に回答した。また学生の84%が誰かに勧めたいと回答した。追跡調査した結果,約半数の学生が継続使用していると回答した。また,約半数の学生が実際に音波歯ブラシを人に勧めたと回答した。
【結論】現在普及している音波歯ブラシの使用法を患者に正しく伝えるためには音波歯ブラシを用いた実習を行い,その特性を理解しておくことは重要であり,そのことを学生も理解したと考える。今後さらに音波歯ブラシをはじめとする電動歯ブラシが普及することが考えられ,通常の歯ブラシ法の実習に加え,同実習を行っていくことは有用であると考えられた。
【材料および方法】日本歯科大学新潟歯学部,明海大学,鶴見大学,松本歯科大学,愛知学院大学の各第4学年の学生を対象として音波歯ブラシ実習を行った後,音波歯ブラシ実習の有用性,音波歯ブラシの使用感や有効性,音波歯ブラシの継続使用の意思や推奨についてアンケートを行った。また,追跡調査を行い音波歯ブラシの使用状況について調査した。
【結果および考察】音波歯ブラシ実習の有用性・使用法を学ぶことが重要であると約90%の学生が回答した。また継続して使用したいと同様に回答した。また学生の84%が誰かに勧めたいと回答した。追跡調査した結果,約半数の学生が継続使用していると回答した。また,約半数の学生が実際に音波歯ブラシを人に勧めたと回答した。
【結論】現在普及している音波歯ブラシの使用法を患者に正しく伝えるためには音波歯ブラシを用いた実習を行い,その特性を理解しておくことは重要であり,そのことを学生も理解したと考える。今後さらに音波歯ブラシをはじめとする電動歯ブラシが普及することが考えられ,通常の歯ブラシ法の実習に加え,同実習を行っていくことは有用であると考えられた。