モデレーター:玉腰 暁子(北海道大学大学院医学研究院公衆衛生学教室)
セッション情報
特別企画
特別企画:パネルディスカッション(第76回北海道公衆衛生学会共催企画)人口減少時代の健康なまちづくり
2024年10月29日(火) 10:00 〜 11:10 第1会場 (札幌コンベンションセンター 特別会議場)
モデレーター:玉腰 暁子(北海道大学大学院医学研究院公衆衛生学教室)
パネリスト:秋元 克広(札幌市長)
黒川 豊(大樹町長)
松野 哲(岩見沢市長)
北海道内のさまざまな人口規模や特徴を持つ自治体の首長をお招きし、各市町における公衆衛生上の取組や課題についてご議論いただく。札幌市(人口196万人、大都会の利便性と豊かな自然が共存する都市)、岩見沢市(人口約7.5万人、札幌市や北海道の空の玄関口である新千歳空港からも約1時間の、農業を基幹産業とする市)、大樹町(人口約5200人、30年前から宇宙のまちづくりを推進する、十勝地方の南に位置する酪農を主な産業とする町)を取り上げ、それぞれの地域における人口減少の実態やこれまでの対策について議論する。また、人口減少時代における「幸せ」の実現を目指した労働力確保の工夫、コンパクトシティの推進、健康づくり、市民との対話など、さまざまな新たな取り組みも論じる予定である。大都市と過疎地の二極化が進む北海道を例にした議論は、全国の公衆衛生関係者にとっても研究や活動の発展に寄与するものである。