*甲斐 裕子1 (1. 公益財団法人 明治安田厚生事業団 体力医学研究所)
セッション情報
公募シンポジウム
シンポジウム8:ナッジ研究・実践の未来を考える
2024年10月29日(火) 16:40 〜 18:15 第4会場 (札幌コンベンションセンター 中ホール)
座長:福田 吉治(帝京大学大学院 公衆衛生学研究科)、村山 洋史(東京都健康長寿医療センター研究所 社会参加とヘルシーエイジング研究チーム)
ナッジとは、人の行動を望ましい方向にそっと後押しする手法で、公衆衛生学領域における新たな介入手法として期待されています。健康日本21(第三次)にもナッジが重要な介入手法として位置付けられ、研究者・実践者からの関心が高まっています。しかし、「どういう対象にどのくらい効果が見込めるのか」「具体的にどう活用し、どう評価するのか」といった情報がまだまだ不足しています。
本シンポジウムでは、研究者の視点から、健康づくりやフレイル予防・介護予防で重要な柱である「運動・身体活動」「食・栄養」「社会参加」の3分野でのナッジの最新研究動向や知見を紹介します。さらに、自治体職員の視点から、これらのナッジの知見を現場で効果的に活用するための実践的視点について共有します。その上で、研究と実践の橋渡しや産官学連携のあり方など、公衆衛生学領域におけるナッジの未来について議論を深めていきたいと考えています。
*林 芙美1 (1. 女子栄養大学)
*村山 洋史1 (1. 東京都健康長寿医療センター研究所 社会参加とヘルシーエイジング研究チーム)
*髙橋 勇太1 (1. NPO法人PolicyGarage/横浜市行動デザインチーム(YBiT))