*山中 信1 (1. 東京都健康長寿医療センター研究所 東京都介護予防・フレイル予防推進支援センター)
セッション情報
公募シンポジウム
シンポジウム14:就労的活動・就労的活動支援のあり方を考える
2024年10月29日(火) 13:10 〜 14:45 第7会場 (札幌コンベンションセンター 204)
座長:藤原 佳典(東京都健康長寿医療センター研究所)、村山 洋史(東京都健康長寿医療センター研究所 社会参加とヘルシーエイジング研究チーム)
令和2年度より地域支援事業において、役割がある形での高齢者の多様な社会参加を促進するため、就労的活動の場を提供できる民間企業・団体等と就労的活動の取り組みを実施したい事業者等とをマッチングする「就労的活動支援コーディネーター」の配置が可能となりました。しかし、現状導入している自治体は少数にとどまっています。これは、①就労的活動および就労的活動支援の示すものが曖昧でどのような活動を推進すれば良いかが不明瞭、②就労的活動支援の具体的な事例(グッドプラクティス)が少ない、ことが要因として考えられます。
本シンポジウム関係者らは、この就労的活動および就労的活動支援の定義についての検討会を重ねてきました。シンポジウムでは、まずこれまでに検討してきた内容(考え方や定義)について紹介し、就労的活動支援の政策的狙いや意義について整理します。そして、就労的活動支援に取り組むNPOや企業から取り組み内容や工夫点について発表いただきます。日本公衆衛生学会ならではの多様な参加者と共に、就労的活動支援のあり方や進め方について多面的に議論し、そのイメージを共有することを目指します。
*服部 真治1 (1. 医療経済研究機構)
*小川 敬之1 (1. 京都橘大学)
*河本 歩美1 (1. NPO法人地域共生開発機構ともつく)