*渡會 睦子1,2,3 (1. 東京医療保健大学 医療保健学部、2. 東京医療保健大学 医療保健学部 地域健康づくり研究・教育センター、3. 一般社団法人 住民とともに活動する保健師の会)
セッション情報
公募シンポジウム
シンポジウム26:子どもたちの人生を豊かに育むための協創と実践~こころ・からだ・性の教育~
2024年10月30日(水) 10:45 〜 12:20 第4会場 (札幌コンベンションセンター 中ホール)
座長:児玉 知子(国立保健医療科学院)、廣末 ゆか(住民とともに活動する保健師の会 高知県中芸広域連合)
近年、われわれが体験した新型コロナウイルス感染症蔓延下では、若年者においてもメンタルヘルスの課題が明らかとなり、孤立を予防するコミュニケーションの視点を含めた社会のあり方が問われるようになりました。UNESCO(国連教育科学文化機関)を中心とした関連機関では、子供から大人への移行期にある若者が直面する身体的、社会的、精神的(感情的)な問題について、適切な情報と指導が提供される必要性を訴えています。また、2030年を達成目標とする国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」でも、 “すべての子どもが暴力や搾取から解放される世界”への国際的な取組みを強化しています。
性感染症や望まない妊娠、性的暴力等に対しては、リプロダクティブヘルスライツに基づく教育の介入が有効であり、地域社会の多くの関係者による協創が求められます。本シンポジウムでは、未来を担う子どもたちの人生を豊かに育むため、共に創り上げる豊かな社会への実践を、シンポジストそれぞれの立場から、どのような実践がなされているか、参加者の皆さんと経験を共有し、議論を深めていただけることを期待しています。
*松尾 まゆら1 (1. 須崎市役所)
*會田 健司1 (1. 児童養護施設 山形学園)