○佐藤 一真 (山形大学医学部附属病院 薬剤部)
セッション情報
シンポジウム
シンポジウム3 医療薬学 × 臨床検査医学 臨床検査のアップデートによる薬物治療の革新
2024年11月2日(土) 15:45 〜 17:45 第2会場 (幕張メッセ 国際会議場 2F コンベンションホールB)
オーガナイザー: 前川 正充(東北大学病院 薬剤部), 城野 博史(熊本大学病院 薬剤部), 座長: 城野 博史(熊本大学病院 薬剤部), 前川 正充(東北大学病院 薬剤部)
共催:一般社団法人日本臨床化学会
臨床検査医学は、医療のあらゆる分野に関連し、エビデンスに基づく臨床医学の根幹をなす分野である。最新の分析技術を駆使した正確な臨床化学検査は、適切な医療提供、病因・病態の解明や治療法・予防法の確立に不可欠である。医療薬学領域においても、薬物血中濃度・臨床検査値を活用したTDMをはじめ、近年のゲノム解析情報に基づいた個別化医療、質量分析技術を駆使した薬物の治療効果予測マーカーの開発など、臨床現場で適切な薬物治療を実施するには、臨床検査医学の最新の知識・概念が必要不可欠な時代となりつつある。
本シンポジウムでは、実臨床に活用されている臨床検査・分析技術の改良等の最新のアップデートと、それに基づいた薬物治療効果の最適化ならびに、薬物治療の革新の可能性に関する最新の知見をご提供いただき、効果的な薬物治療の実践に必要不可欠である、医療薬学と臨床検査医学との融合の可能性について議論したい。
○佐藤 裕, 前川 正充, 眞野 成康 (東北大学病院薬剤部)
○赤嶺 由美子 (秋田大学医学部附属病院 薬剤部)
○鈴木 陽介 (明治薬科大学 薬剤情報解析学研究室)
○城野 博史1,2, 齋藤 秀之1,2 (1.熊本大学病院 薬剤部, 2.熊本大学 大学院薬学教育部 臨床薬物動態学分野)