○関 守信1,2 (1.慶應義塾大学 医学部 神経内科, 2.慶應義塾大学病院 パーキンソン病センター)
セッション情報
シンポジウム
シンポジウム51 「パーキンソン病パンデミック」に備えて ~薬剤師にできること・求められること~
2024年11月4日(月) 13:35 〜 15:35 第4会場 (幕張メッセ 国際会議場 2F 201会議室)
オーガナイザー: 山本 恭平(JA愛知厚生連安城更生病院 薬剤部), 関 守信(慶應義塾大学医学部神経内科/慶應義塾大学パーキンソン病研究センター), 座長: 山本 恭平(JA愛知厚生連安城更生病院 薬剤部), 関 守信(慶應義塾大学医学部神経内科/慶應義塾大学パーキンソン病研究センター)
パーキンソン病(PD)は高齢者での発症頻度が高く、超高齢社会を迎えている本邦だけではなく世界的に患者数は増加しており、近い将来、「パーキンソン病パンデミック」を迎えると予想されている。PD患者の臨床像は多様性に富み、個々の患者の状態を把握しQOL維持・向上のために、主治医のみならず多職種が関わり、テーラーメイド医療を提供することが重要である。薬剤師は薬物療法において有効性や安全性を評価する必要があるが、多種類の抗PD薬の使いわけや服薬指導、服薬アドヒアランス向上のための工夫等には高い専門性が求められることや、患者の訴えが多いことからPD患者への関わりに苦手意識をもつ薬剤師が多い現状がある。
本シンポジウムではPD患者に関わる薬剤師から各施設での取り組みを、医師からPDについて薬剤師に知ってほしいこと、多職種連携の必要性を紹介することで薬剤師がPD患者へ関わる方法について考える機会にした。
○恩川 彩 (国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター病院 薬剤部)
○山本 恭平 (JA愛知厚生連安城更生病院 薬剤部)
○安高 勇気1,2 (1.福岡大学 薬学部 病院薬学, 2.福岡大学病院 薬剤部)