Sun. Nov 3, 2024 9:00 AM - 11:00 AM 第6会場 (幕張メッセ 国際会議場 3F 302会議室)

オーガナイザー: 小林 一男（公益財団法人がん研究会有明病院薬剤部）, 金子 健（慶應義塾大学病院薬剤部・緩和ケアセンター）, 座長: 小林 一男（公益財団法人がん研究会有明病院薬剤部）, 金子 健（慶應義塾大学病院薬剤部・緩和ケアセンター）

本シンポジウムは、未来の医療デザインにおいて、薬剤師が担う新たなファーマシューティカルケアの実践を探求することを目的とする。特に、「プレアボイド」報告を中心に、薬学的介入による患者の不利益の防止・回避・軽減を目指す取り組みと薬剤師の実践的な貢献及びその重要性を探求する。加えて、フィジカルアセスメントに関する最新の知見と解析を取り入れ、患者中心の医療における薬剤師の貢献をより深く明らかにする。プレアボイド報告の累計データと併せて、フィジカルアセスメントにおける新たな発見や革新的な解析手法を共有し、薬剤師が医療チーム内で果たす重要な役割と患者の安全と治療効果の向上への貢献を一層強調する。また、報告の質を高める方法と効果的な薬物療法の実践への応用についても議論する。薬剤師の臨床実践から得られる成果と直面する挑戦を未来への架け橋にし、その橋を強固なものにして未来へと続く道を切り開くことを目指す。