第34回日本医療薬学会年会

セッション情報

シンポジウム

シンポジウム48 医療DXの元となる医薬品情報DXを考える~電子カルテで利活用する医薬品情報は新鮮か?~

2024年11月4日(月) 09:00 〜 11:00 第2会場 (幕張メッセ 国際会議場 2F コンベンションホールB)

オーガナイザー: 若林 進(杏林大学医学部付属病院 薬剤部), 折井 孝男(東京医療保健大学大学院 医療保健学科/医薬品情報標準化推進協議会), 座長: 折井 孝男(東京医療保健大学大学院 医療保健学科/医薬品情報標準化推進協議会), 荒 義昭(独立行政法人国立病院機構 災害医療センター 薬剤部)

現在、製薬企業やPMDAのホームページで、最新の添付文書などの医薬品情報が公開されている。しかし、実際の医療現場では、そのデータだけを利用しており、電子カルテ内で閲覧しているのは加工された医薬品情報であるといえる。施設によっては数ヶ月毎にDBが更新される契約であり、「最新」であるかとどうかは悩ましいところである。また、添付文書の電子化が進み、「添文ナビ」システムも構築されたが、まだまだ医療現場での利活用が進んでいるとは言い難い。
令和5年6月に「医療DXの推進に関する工程表」が決定された。これに基づき電子カルテ情報の標準化や電子処方箋など、各領域における医療DXが進められている。しかしその元となる医薬品情報領域での問題は山積している。本シンポジウムでは、医療DXの元となる医薬品情報DXについて、いかに新鮮な医薬品情報を、医療スタッフや患者のために活かすことができるか議論していきたい。

×

認証

×

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン