2024年11月3日(日) 09:00 〜 11:00 第12会場 (TKP東京ベイ幕張ホール 2F ホール1・2)

オーガナイザー: 中川 貴之（和歌山県立医科大学薬学部病院薬学研究室／附属病院薬剤部）, 佐藤 淳也（湘南医療大学薬学部薬物治療学）, 座長: 中川 貴之（和歌山県立医科大学薬学部病院薬学研究室／附属病院薬剤部）, 佐藤 淳也（湘南医療大学薬学部薬物治療学）

共催:一般社団法人日本緩和医療薬学会

がんに伴う身体的・精神的な苦痛を早期から緩和し、がん治療に伴う副作用を軽減するがん支持療法・緩和医療は、「がん医療」の一部として、また、「がんとの共生」に必要不可欠な医療である。しかし、これらをサイエンスとして正面から取り組む研究者・薬剤師は少なく、新たながん支持療法・緩和医療の開発は滞り、エビデンスの創出も進んでいないのが現状である。本シンポジウムでは、国内で新たながん支持療法・緩和医療の創出を目標に、臨床から、また臨床を見据えた基礎研究によりアプローチしている演者にご登壇頂き、それぞれの最近の成果を発表頂く。演者はいずれも薬剤師としての勤務経験を持ち、臨床現場の視点から研究に取り組んでおり、本シンポジウムでは、現場のクリニカルクエスチョンを基礎研究に落とし込むリバーストランスレーショナルリサーチ、また、その成果をトランスレーショナルリサーチへとステップアップする方策を議論する。