第34回日本医療薬学会年会

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シンポジウム

シンポジウム13 がん治療前の挙児希望に意思決定支援の橋渡し ~もう1つの希望へ寄り添うために薬剤師ができること~

Sat. Nov 2, 2024 1:30 PM - 3:30 PM 第6会場 (幕張メッセ 国際会議場 3F 302会議室)

オーガナイザー: 小室 雅人(国立国際医療研究センター 医療情報基盤センター), 網野 一真(諏訪赤十字病院 薬剤部), 座長: 鈴木 直(聖マリアンナ医科大学産婦人科), 長谷川 まゆみ(埼玉医科大学総合医療センター)

近年、がん治療の進歩により若年がん患者の克服率は向上している一方で、治療による影響は、将来のライフプランに影響を与える可能性がある。第4期がん対策推進基本計画では、ライフステージに応じた療養環境への支援が掲げられ、切れ目ない支援の必要性が掲げられた。医療従事者は、適切かつ迅速な情報提供を行う必要があり、特に薬剤師は薬の副作用の1つである生殖機能への影響について情報提供が期待される。2024年度に改訂された小児・思春期・若年がん患者の妊孕性温存に関する診療ガイドラインでは、男女別の化学療法および放射線治療による性腺毒性のリスク分類がアップデートされた。本シンポジウムでは、米国臨床腫瘍学会と欧州臨床腫瘍学会のリスク分類を統合し、最新の情報を加えたリスク分類表を作成した内容について、各分野の担当者からリスク分類表の活用方法を提示し、患者への情報提供や支援体制について議論する。

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