○武藤 浩司 (新潟市民病院 薬剤部)
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シンポジウム
シンポジウム19 高齢者の薬物療法アップデート
Sat. Nov 2, 2024 1:30 PM - 3:30 PM 第13会場 (TKP東京ベイ幕張ホール 2F ホール3・4・5)
オーガナイザー: 岸本 桂子(昭和大学大学院 薬学研究科 社会薬学分野), 溝神 文博(国立長寿医療研究センター薬剤部), 座長: 大井 一弥(鈴鹿医療科学大学 薬学部 臨床薬理学研究室), 岸本 桂子(昭和大学大学院 薬学研究科 社会薬学分野)
共催:一般社団法人日本老年薬学会
本邦では高齢化の急速な進展により、合併症によるポリファーマシーの増加やそれに伴う副作用の増強、薬物間相互作用の発現など、高齢者への薬物療法に伴う問題の顕在化を受け、厚生労働省からは高齢者の医薬品適正使用の指針や手順書などが示されている。高齢者の薬物療法の有効性及び安全性の確保のための適正化支援は薬剤師の重要な役割の一つである。
本シンポジウムでは、日本病院薬剤師会で作成された「ポリファーマシー対策の進め方」に基づく多職種連携、日本老年薬学会の高齢者施設における薬の服用簡素化WGで作成された提言、日本老年薬学会WGにて開発された「日本版抗コリンスケール」、日本老年医学会「高齢者の安全な薬物療法ガイドライン 2015」の改定のポイントについて紹介する。高齢者薬物療法に関する最新の情報を提供すると共に、これらの知見の有効活用に向けた課題の共有および解決に向け一緒に考える機会としたい。
○丸岡 弘治1, 浜田 将太2, 糀屋 絵理子3, 篠永 浩4, 東原 和美5, 新井 克明6, 黄倉 崇7, 倉田 なおみ8, 早乙女 彩子9, 竹屋 泰3, 大河内 二郎10, 溝神 文博11, 秋下 雅弘12 (1.介護老人保健施設 横浜あおばの里 薬剤部, 2.医療経済研究機構研究部, 3.大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻, 4.三豊総合病院 薬剤部, 5.バプテスト老人保健施設, 6.大洗海岸病院 薬剤部, 7.帝京大学薬学部臨床薬学講座製剤学研究室, 8.昭和大学薬学部 社会薬学部門・臨床栄養代謝学部門, 9.ときわ会 磐城中央病院 薬剤課, 10.介護老人保健施設竜間之郷, 11.国立長寿医療研究センター 薬剤部, 12.東京都健康長寿医療センター)
○溝神 文博1,2 (1.国立長寿医療研究センター 薬剤部, 2.国立長寿医療研究センター 長寿医療研修部 高齢者薬学教育研修室)
○小島 太郎 (東京大学 医学部 老年病科)