○小瀬 英司1,2 (1.順天堂大学医学部附属順天堂医院 薬剤部, 2.順天堂大学 薬学部 臨床薬理学研究室)
セッション情報
シンポジウム
シンポジウム36 セッティング別のリハビリテーション薬剤
2024年11月3日(日) 15:50 〜 17:50 第6会場 (幕張メッセ 国際会議場 3F 302会議室)
オーガナイザー: 小瀬 英司(順天堂大学医学部附属順天堂医院 薬剤部), 中道 真理子(原土井病院), 座長: 小瀬 英司(順天堂大学医学部附属順天堂医院 薬剤部), 中道 真理子(原土井病院)
共催:一般社団法人日本リハビリテーション栄養学会
超高齢社会のわが国では、加齢に付随して観察される活動量減少、低栄養、疾病率増加などが課題である。加齢、低活動、低栄養、様々な疾病は、骨格筋量減少と筋機能低下を引き起こし、サルコペニアの誘因となる。健康寿命の延伸のためにフレイル・サルコペニア対策が必要であり、リハビリテーション(リハ)、栄養療法および薬物療法の適切な実施が生活機能の維持・改善のためには重要である。
リハ薬剤はリハ栄養の考え方を薬剤管理に応用したものであり、サルコペニアや関連病態を評価、診断し、対象者の心身機能、活動、社会参加を最大限に発揮できるよう支援する薬物療法である。対象者は介護予防から機能向上訓練を目的とした人までと幅広く、セッティングによりリハ薬剤のアプローチは少し異なる。
そこで本シンポジウムでは、急性期、回復期、地域包括ケア病棟でのセッティングにおけるリハ薬剤の取り組み事例から薬剤師の役割について考えてみたい。
○牧 宏樹 (甲府市地域医療センター)
○田中 絵里子 (昭和大学藤が丘リハビリテーション病院 薬局)
○篠永 浩 (三豊総合病院 薬剤部)