○今井 博久 (帝京大学 大学院 公衆衛生学研究科)
セッション情報
シンポジウム
シンポジウム55 地域フォーミュラリにおける病院薬剤師の新しい役割と導入の有用性
2024年11月4日(月) 13:35 〜 15:35 第6会場 (幕張メッセ 国際会議場 3F 302会議室)
オーガナイザー: 小池 博文(横浜市立大学附属病院薬剤部), 奥田 真弘(大阪大学医学部附属病院薬剤部), 座長: 小池 博文(横浜市立大学附属病院薬剤部), 奥田 真弘(大阪大学医学部附属病院薬剤部)
共催:一般社団法人日本フォーミュラリ学会
近年、地域フォーミュラリが急速に普及し、令和6年度では導入済み、あるいは導入準備中の地域は三十近くになり、その殆どの地域において病院薬剤師が医薬品情報のエビデンス収集やEBMによるリスト作成で専門性を発揮している。医師会主催の説明会が数多く開催され、自治体も積極的に取り組み始めている。こうした動きは地域フォーミュラリ導入のメリットが正確に評価されて来ているからであろう。更に、能登半島地震のように地震大国の日本で地域フォーミュラリを導入していれば震災時にモバイル・ファーマシーの運営や被災民への継続した薬物治療で計り知れない便益をもたらすことが示唆され、また夜間休日診療においても同様である。シンポジウムでは、地域フォーミュラリにおける病院薬剤師の新しい役割、その導入の有用性、今後の展望などについてこれまでにない新しい観点から多角的に検討することを目的に設定し、具体的にディスカッションを行う。
○小池 博文 (横浜市立大学附属病院 薬剤部)
○糸賀 守 (公益財団法人 筑波メディカルセンター病院 診療技術部)
○菅野 浩1,2, 西 悠吾1,2, 阿部 正隆2 (1.済生会横浜市東部病院 薬剤部, 2.鶴見薬剤師会)