○間宮 敬子 (信州大学 医学部附属病院)
セッション情報
シンポジウム
シンポジウム41 がん悪液質の病態時における薬物治療の適正化~薬物動態や薬効の変化をどう捉え、臨床にどう反映させるか~
2024年11月3日(日) 13:35 〜 15:35 第12会場 (TKP東京ベイ幕張ホール 2F ホール1・2)
オーガナイザー: 内藤 隆文(信州大学医学部附属病院 薬剤部), 中山 裕一(NTT東日本関東病院 薬剤部), 座長: 内藤 隆文(信州大学医学部附属病院 薬剤部), 中山 裕一(NTT東日本関東病院 薬剤部)
がん悪液質はヒポクラテスの時代から知られている終末期の病態の一つである。しかし、国内の薬系学会において、がん悪液質の病態時における薬物動態や臨床効果の変化に対して、薬剤師がどのように向き合うかのシンポジウムは未企画である。
近年はがん悪液質もアナモレリンの登場により普遍的に治療が行われるようになってきた。しかし、現場の薬剤師は、がん悪液質を有する患者の薬物治療に関しては、薬効や有害作用を把握しながら、手探りで行っている。ここ数年の論文報告の集積により、がん悪液質にどう向きあうのかを現場の薬剤師へ遍く提供できるエビデンスが揃ったと考えている。
本シンポジウムでは臨床医に加え、各分野(鎮痛薬、抗体薬、抗がん薬、抗菌薬、鎮静薬)でのトップランナーとも言える演者で構成した。本命題に対し、現場の薬剤師と議論の場を提供し、この分野における薬物治療の適正化に繋げたいと考えている。
○柴田 海斗 (信州大学医学部附属病院 薬剤部)
○須野 学, 伊藤 雄大, 松原 和夫 (和歌山県立医科大学 薬学部)
○中山 裕一 (NTT東日本関東病院 薬剤部)