第34回日本医療薬学会年会

セッション情報

シンポジウム

シンポジウム31 臨床薬学におけるデータサイエンス研究の表裏~リアルワールドデータをどう活用すべきか~

2024年11月3日(日) 15:50 〜 17:50 第4会場 (幕張メッセ 国際会議場 2F 201会議室)

オーガナイザー: 吉村 知哲(岐阜薬科大学 病院薬学研究室), 松尾 宏一(福岡大学 薬学部 腫瘍・感染症薬学教室), 座長: 吉村 知哲(岐阜薬科大学 病院薬学研究室), 松尾 宏一(福岡大学 薬学部 腫瘍・感染症薬学教室)

2022年10月に医療 DX 推進本部の設置が閣議決定され、現在、医療情報の二次利用の環境整備も進められている。このような中、臨床薬学におけるデータサイエンス研究では、リアルワールドデータの効率的な利用を目的としたデジタル技術習得の重要性が増しており、その活用術は臨床薬学研究を実施する薬剤師に求められる重要なスキルとなっている。
 一方、本邦では医療データの適切な利活用に向けての法整備が遅れているという課題がある。また医療データ研究数の増加に伴い、特定の疾患や症状に関するデータ不足やデータの正確性や信頼性が低いなど、本来は研究手法的に適さないデータの活用が行われているものが散見されている。
 そこで、本シンポジウムでは、リアルワールドデータを活用して、臨床薬学におけるデータサイエンス研究の研究事例とリサーチクエスチョンの設定から実際の解析の注意点まで紹介していただき、意見交換したいと考える。

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