第34回日本医療薬学会年会

セッション情報

シンポジウム

シンポジウム22 臨床能力を有した薬剤師の育成に向けた卒後教育とキャリア形成

2024年11月2日(土) 13:30 〜 15:30 第14会場 (TKP東京ベイ幕張ホール 2F ホール6)

オーガナイザー: 山田 成樹(藤田医科大学病院 薬剤部), 高橋 一栄(大阪府済生会野江病院 薬剤科), 座長: 山田 成樹(藤田医科大学病院 薬剤部), 高橋 一栄(大阪府済生会野江病院 薬剤科)

共催:日本薬学教育学会、日本保健医療福祉連携教育学会

臨床現場で活躍できる薬剤師を育成するためには、実務実習から卒後研修まで一貫性のある教育体制の確立が急務となっており、新人薬剤師における臨床研修の充実が望まれているところである。しかし、医師の卒後臨床研修が必修化されているのに対して、薬剤師には体系化された教育システムがなく、キャリア形成を思い描きにくいのが現状である。このような背景から、「薬剤師のキャリア形成促進に関する研究」が実施されており、並行して「卒後臨床研修の効果的な実施のための調査検討事業」について3年間の取りまとめ作業が進行中である。そして、新たに「臨床における実務実習に関するガイドライン」が公表されたのを契機に、卒前・卒後教育における目的意識を共有し、生涯にわたる教育システムを確立することが重要である。本シンポジウムでは、新人薬剤師の教育体制の現状や課題を共有するとともに、薬剤師の卒後臨床研修やキャリア形成について議論したい。

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