第34回日本医療薬学会年会

セッション情報

シンポジウム

シンポジウム60 電子処方箋を導入・普及させるための最新情報とその取り組み

2024年11月4日(月) 09:00 〜 11:00 第14会場 (TKP東京ベイ幕張ホール 2F ホール6)

オーガナイザー: 荒川 隆之(医療法人長久堂野村病院), 小枝 伸行(八尾市立病院), 座長: 池田 和之(奈良県立医科大学附属病院), 荒川 隆之(医療法人長久堂野村病院)

現在、医療業界全体ではデジタル化の普及は遅れていたが、近年のコロナ禍においてオンライン診療や服薬指導、カンファレンスなどが急速に進展し、医療DXが国の主導で加速している。特に国ではオンライン資格確認を基盤とした情報共有が稼働し、保険薬局では患者の薬剤情報へのアクセスが向上し業務効率化が期待されている。電子処方箋が普及すれば、オンライン資格確認の仕組みで患者が自身の医療情報にアクセスでき、ポリファーマシー対策や重複投与の削減が期待されている。 医療DXの進展は、情報共有、業務効率化、患者体験向上が推進され、患者との関わりがより重要となってくる。また一方で、個人情報保護法の改訂やセキュリティ対策など地域の中で取り組むべき課題も多い。 本シンポジウムでは、電子処方箋を含む医療DXの最新情報を紹介し、医療DXのメリットを最大限に活用できる医療提供体制を行うために薬剤師はどうすべきなのかについて議論を行う。

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