2024年11月2日(土) 15:45 〜 17:45 第3会場 (幕張メッセ 国際会議場 2F 国際会議室)

オーガナイザー: 内田 淳（山梨大学医学部附属病院薬剤部）, 花輪 剛久（東京理科大学薬学部）, 座長: 内田 淳（山梨大学医学部附属病院薬剤部）, 花輪 剛久（東京理科大学薬学部）

昨今の目覚ましい医療の進歩により，多種多様な医療が施行されている．医療現場では，より質の高い医療の提供を指向した臨床上のニーズが生まれ，それらの解決が望まれている．臨床的ニーズには，製剤学的課題を有するケースも数多くあり，製剤学的アプローチにより，議題解決に繋がることが期待される．
本シンポジウムでは，医療現場から生まれる製剤学的ニーズに対し，医療現場・大学・製薬企業の立場から，臨床的ニーズの捉え方や解決にむけた取り組みについて最新の知見等を交えながらご講演いただき，臨床的ニーズの現状や解決へのノウハウなどについて参加者らと情報共有を行うとともに，多角的な議論を行う予定である．本シンポジウムが，医療現場のニーズから生まれる臨床的発想とアカデミアなどの持つ製剤学的発想の融合による臨床的課題解決に繋がるとともに，医療の更なる発展および質の高い薬学・薬剤師教育の推進の一助となれば幸いである．