22nd Congress of the Japanese Society for Palliative Medicine

Session information

症例検討ワークショップ

[CD2] 終末期の在宅療養の希望を支えるために病院・訪問診療所の連携はどうあるべきか

Fri. Jun 23, 2017 3:45 PM - 5:15 PM 第12会場 (アネックスホール F201+202)

座長:岸田さな江(獨協医科大学病院 地域医療連携センター)、舩木康二郎(富山市立富山市民病院 緩和ケア内科)

企画趣旨
座長によるディスカッションポイント
 本症例検討ワークショップでは「終末期の在宅療養の希望を支えるために病院・訪問診療所の連携はどうあるべきか」の演題名で、自宅で過ごされることを希望する患者家族に対しての訪問診療医への紹介の方法やタイミングについてディスカッションを行いたいと思います。
 ワークショップ当日は初めに症例について参加者で情報を共有し、その後会場全体でディスカッションを行いたいと思います。

 具体的な検討事項として、
・訪問診療医との連携がうまくいかなかった時に病院としてその訪問診療医に対して何らかの対応を行った方が良かったのか。
・別の訪問診療医を紹介する場合どのようなタイミングでどのような方法で紹介すれば良かったのか。
・ そのような状況となった場合、その時その時に患者家族にどのような説明や対応をするのが良いのか。ということなどを話し合いたいと考えています。

 また、本症例をふまえて在宅療養の現状とこれからの課題に関するディスカッションもできれば良いと考えています。
 地域毎に在宅診療体制に違いがあり、また訪問診療医によって可能な診療内容や診療に対する方針の違いもあることから、実際訪問診療医に紹介する際に参加者それぞれの施設でどのような問題を感じているのか、そしてその問題に対してどのような対応や工夫をしているかということを参加者から聞かせていただき、今後の在宅療養のための連携の役に立つ何かを得られれば良いと考えています。

岸田 さな江 利益相反1 〜 13:該当無し
舩木 康二郎 利益相反1 〜 13:該当無し