第22回日本緩和医療学会学術大会

セッション情報

合同シンポジウム

[JSY1] 入院・外来から在宅まで看護の継続性をどう保証するか?〜切れ目のない地域緩和ケアのための作戦会議part2 〜
日本在宅医学会との合同企画

2017年6月23日(金) 09:00 〜 10:30 第2会場 (会議センター メインホール)

座長:下山理史(愛知県がんセンター中央病院 緩和ケア部)、濵本千春(YMCA訪問看護ステーション・ピース)

企画趣旨
 本企画は、昨年の2学会合同シンポジウムのPART1から引き続きによる画期的な内容となっています。今回は、「地域でより良い緩和ケアを受ける患者がいる一方で、支援が得られず苦しむ患者も多くいる。この網目をどう埋めるか、キメの細かいネットワークを地域で張り巡らすための作戦会議‼」をテーマに4人のシンポジストの発表からディスカッションして参りたいと思います。いわゆるお決まりのシンポジウムの流れではなく、その場限りのものではなく、次に!明日に!つなげるように!できるだけ会場の皆さまとも語りと深め、「作戦会議」を展開していければと願っています。
 はじめに、宇野先生より病院-在宅の継続性や医療者-患者家族との間に横たわる諸問題等について問題提起していただき、次いで、早川先生から病院側の問題点と現状での工夫や今後の対策についてを、品田先生からは相談支援の立場から問題点に対応するための工夫等を、日本在宅医学会より白髭先生からは地域の事情に応じて構築されたネットワークの現状と課題について御発表いただく予定です。
 もしかすると、白熱のあまり時間が足らず、熱意をそのままにシンポジウム終了後にも、会場外で皆さまの力が横に、縦に、斜めにと発揮され、新たなネットワークの種を産み、広がっていくかもしれません。それもまた、期待しています。ご一緒に参加して考えてみませんか?

下山 理史 利益相反1 〜 13:該当無し
濵本 千春 利益相反1 〜 13:該当無し