第22回日本緩和医療学会学術大会

セッション情報

合同シンポジウム

[JSY8] 看護師が提供するこれからのがん緩和ケア
日本がん看護学会、日本看護協会との合同企画

2017年6月24日(土) 10:00 〜 11:30 第1会場 (国立大ホール)

座長:荒尾晴惠(大阪大学大学院 医学系研究科 保健学専攻 )、内富庸介(国立がん研究センター中央病院 支持療法開発センター)

企画趣旨
 がん医療の現場では、質の高い緩和ケアの提供が今後ますます必要とされます。緩和ケアの提供において、看護師の果たす役割は大きく、外来・病棟看護師が提供する緩和ケアから、専門・認定看護師が提供する専門的緩和ケア、そして訪問看護師による在宅緩和ケアにいたるまで、看護師は、緩和ケアの提供において中心的な役割を担っているといっても過言ではありません。一方、緩和ケアの提供は、対象、時期、場所などが多様化し、看護に要求される事柄も増えており、多様なニードとその課題に対応できる看護のあり方について考えていく必要があります。そこで、本シンポジウムは、がん緩和ケアに関連する看護職を有する一般社団法人日本がん看護学会、公益社団法人日本看護協会、特定非営利活動法人日本緩和医療学会と合同で企画され、各団体から今後の緩和ケアのあり方について4名のシンポジストの皆様を推薦いただきました。それぞれのお立場から、まず、多様なニードとその課題に対して、どのようにすれば看護師による質の高いがん緩和ケアの提供が出来るのかを提示していただきます。その後、会場の皆様とさらなるディスカッションを行ない、看護師によるこれからのがん緩和ケアの提供のあり方について示唆を得る機会にしたいと考えています。看護職だけではなく、多職種のご参加をお待ちしております。

荒尾 晴惠 利益相反1 〜 13:該当無し
内富 庸介 利益相反1 ~ 13:利益相反開示事項7(「名称」株式会社クオール、「研究名称」コミュニケーションに関する教育資材に関する研究、「時期」平成27年〜平成29年度、「支払時期」4月)、左記以外は該当無し