22nd Congress of the Japanese Society for Palliative Medicine

Session information

PALランチョンセミナー

[PAL-LS2] ひとはなぜ“痛み”を感じるのか?

Sat. Jun 24, 2017 11:50 AM - 12:40 PM 第7会場 (会議センター 315)

座長:天野慎介(一般社団法人 グループ・ネクサス・ジャパン)

企画趣旨

 第22回日本緩和医療学会学術大会から、有賀悦子大会長のご理解とご尽力により、「患者・家族・遺族を支援する団体運営者または個人」を対象として、新たに患者アドボケイト・ラウンジ(PAL)が設置されることとなりました。PALは「内外の緩和医療に関する知識と最新の情報を得ていただくこと」「得られた知識や情報をもとに学術大会参加者との対話を深め、緩和医療の普及・啓発・向上と患者・家族・遺族を支援する活動に活かしていただくこと」を目的としていることから、PALにおいて「痛み」に関するセッションを設けることとなりました。痛みが認知されるメカニズムや痛みは人間に何をもたらしているのか、など科学的に痛みを捉え、痛みの認知に影響する精神心理的、社会的、スピリチュアルな側面と痛みの関係について、緩和ケアが痛みにどのように向き合っているかを解説し、痛みにどう向き合っていけるかを考えるセッションとしたいと思います。PAL参加者の多くは、患者や家族、遺族の立場から積極的に支援に関わり、緩和医療学会に参加して専門的な内容を学びたいとの意欲をもつ方々であることから、基本的な内容を含みつつも、より本質を捉えた内容についても学べるセッションとなることを目指し、緩和医療において深いご経験と知見を有する樋口比登実先生(昭和大学病院緩和ケアセンター)にご講演いただきます。本セッションの主な対象はPAL参加者ですが、一般の学会参加者の皆さまも聴講いただけます。

天野 慎介 利益相反1 〜 13:該当無し