22nd Congress of the Japanese Society for Palliative Medicine

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シンポジウム

[SY26] 北海道における各地区の緩和ケア・在宅ケアのネットワーク

Fri. Jun 23, 2017 3:45 PM - 5:15 PM 第11会場 (会議センター 503)

座長:前野宏(札幌医療生活協同組合 札幌南青洲病院)、田巻知宏(北海道消化器科病院 緩和ケア内科)

企画趣旨
 緩和ケアは専門性を有するとともに、医療・ケアの基本でも有り、命を脅かす疾患に直面する患者および家族のために、深めることと同時に広めていくことが求められています。私達の生活の場である北海道の面積は四国と九州を足したものよりも大きく、地理的に各地域の距離が極めて遠いという物理的な問題があります。そして人口減少の時代になった昨今、人口も札幌一極集中となってきており、各地域での医療の提供自体も様々な面で難しさを抱えつつある状況となっています。その結果として医療格差が大きくなりがちです。しかし北海道でも各地域の志が高い方々が緩和ケアや在宅ケアのネットワークを作り、毎回の活動を通じて、医療・ケア・介護のレベル維持およびすそ野を広げる活動を行っています。しかしながら、他の地域のネットワークに参加することや合同で企画をすることが実際は少ないのが現状です。本シンポジウムでは各地域で活動されている代表者にそれぞれのネットワークについて、その設立、活動状況、目指しているもの、現状での問題点、未来へ向けての提案などを発表していただき、互いに学び刺激し合える場を作り、北海道の更なるレベルアップに繋げられる流れを作り出せたらと考えております。

前野 宏 利益相反1 〜 13:該当無し
田巻 知宏 利益相反1 ~ 13:該当無し