第22回日本緩和医療学会学術大会

セッション情報

シンポジウム

[SY33] 都市型がん医療と地方のがん医療

~あなたの地域ではどのような特色がありますか?~

2017年6月24日(土) 10:00 〜 11:30 第11会場 (会議センター 503)

座長:加藤雅志(国立がん研究センター がん対策情報センター がん医療支援部)、渡邊清高(帝京大学 医学部 内科学講座 腫瘍内科)

企画趣旨
 がん患者が高いQOLを維持しつつ生活を送るためには、都市部や比較的人口が少ない地域など、地域特性に応じたがん医療のニーズを捉えて、支援に繋げるチーム診療体制を構築していく必要があります。関連するさまざまな職種が互いの専門性を発揮しつつ、患者・家族を含めた良好なコミュニケーションのもと、地域における医療施設・療養支援施設・自治体・企業・患者支援団体などがチームとしてがん医療体制をいかに構築していくかが、これからのがん医療のカギといえます。刻々と変わる病態に対して、患者・家族の不安に対してどう向き合うか。きめ細かくニーズをとらえ、情報共有やカンファレンスを行いながら適時に対応するためのチームづくりが求められます。チームの枠組みは地域の医療・介護福祉提供体制に応じて、関連機関内にとどまらず、地域にも広がりつつあります。このシンポジウムでは、さまざまな地域における患者・家族・遺族を対象とした調査や地域の体制づくりについての活動などについて発表いただき、地域の特性やニーズの差を浮き彫りにし、今後の地域でのがん医療のあり方について討論していきます。

加藤 雅志 利益相反1 〜 13:該当無し
渡邊 清高 利益相反1 ~ 13:該当無し