22nd Congress of the Japanese Society for Palliative Medicine

Session information

ワークショップ

[WS1] 支えになるために〜そのスキルを磨く〜

Fri. Jun 23, 2017 10:45 AM - 12:15 PM 第2会場 (会議センター メインホール)

モデレーター:小嶋リベカ(国立がん研究センター中央病院 緩和医療科)、ファシリテーター:南川雅子(帝京大学 医療技術学部 看護学科)、飯岡由紀子(公立大学法人 埼玉県立大学大学院 研究科)、中島恵美子(杏林大学 保健学部 看護学科)

逐次通訳あり

企画趣旨
 本ワークショップの講師であるシンシア・ホワイト氏は、グリーフサポート(健康、人間関係、自尊心など様々な喪失体験をした人への支援)の現場に35年以上にわたり従事しています。エリザベス・キュブラー=ロスから直接指導を受け、その後、死別や離婚、虐待などで親や大切な人を喪失した子どもへのグリーフサポートやトラウマケアに携わってきました。その間、子どもと家族のグリーフサポートを行う施設として世界的に有名なダギーセンター(米国・オレゴン州)において、トレーニングディレクターを務め、その後、ハワイに移住し、グリーフサポートを行うKids Hurt Too Hawaiiを創設しました。日本では1995年の阪神淡路大震災以降、神戸での活動のみならず、ルーテル学院大学(東京)での10か月間にわたるグリーフサポートに関する研修、実践、研究なども精力的に行いました。2011年の東日本大震災の直後、本ワークショップに共に登壇する伊藤ヒロ氏と被災地を訪ね、サポート活動を継続的に実施しています。
 本ワークショップでは、シンシア氏より、その豊富な体験から見出された「よりよい支援者となるためのスキル」を紹介してもらいます。このスキルは、大きな喪失に向き合う子どもに対する支援とともに、あらゆる対人サポートにおいても応用できるものであり、様々な職種の方々が、現場にもち帰り、明日からの働きに活かせるものと考えます。


通訳
伊藤 ヒロ(社会福祉学修士)
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21年間にわたりトラウマやグリーフ(悲嘆)を体験した子どもたちのカウンセリング、プログラムに携わる。ハワイ大学社会福祉修士課程終了。ハワイでKids Hurt Too Hawaiiを共同創立し、プログラム・ディレクターを16年務める。2011年、東日本大震災に際してハワイから津波で被害を受けた子どもたち、家族たちへの直接的な援助、援助方法の研修などを地域の人へ行ってきた。現在もグリーフやトラウマを抱えた日本の子どもたちや家族への援助プログラムを続けている。シンシア・ホワイトの研修の通訳、共同トレーナーとして20年にわたりグリーフやトラウマを抱えた子どもへのサポートに役立つ日本語での情報を伝え続けている。
利益相反1 ~ 13:該当無し

モデレーター
小嶋 リベカ 利益相反1 〜 13:該当無し

ファシリテーター
南川 雅子
研究責任者:筆頭演者自身
利益相反1 〜 13:該当無し
飯岡 由紀子
研究責任者:筆頭演者自身
利益相反1 ~ 13:該当無し
中島 恵美子
研究責任者:筆頭演者自身
利益相反1 ~ 13:該当無し