第119回日本精神神経学会学術総会

セッション情報

委員会シンポジウム

委員会シンポジウム30
ここまで来ている新規治療法開発:期待と課題

2023年6月24日(土) 08:30 〜 10:30 F会場 (パシフィコ横浜ノース 3F G312+G313)

司会:高橋 英彦(東京医科歯科大学病院), 加藤 忠史(順天堂大学医学部精神医学講座)
メインコーディネーター:高橋 英彦(東京医科歯科大学病院)
サブコーディネーター:加藤 忠史(順天堂大学医学部精神医学講座)

委員会:PCN編集委員会

第119回学術総会のテーマは「今と未来を見つめる精神医学~目の前の患者さんに最善の医療を提供し、将来さらに良い医療を提供できるように努力する」である。さらに良い精神科医療を提供するには新規治療法の開発が不可欠である。本学会の英文誌であるPsychiatry and Clinical Neuroscienceの編集委員会としては、Clinical Neuroscienceに根差した新規治療法の開発の現状を、各分野で先導的な枠割を担っておられるシンポジストに登壇していただき、今後の期待と課題について、会員の皆様と情報共有をしたいと考える。具体的には、①認知症の新規治療薬について国立精神・神経医療研究センター神経研究所 所長の岩坪 威先生、②難治性疾患の治療にも期待される核酸医薬の開発について 東京医科歯科大学の脳神経内科横田隆徳先生、③新規ニューロモデュレーションとして期待されている経頭蓋超音波刺激について順天堂大学神経生理学の小西清貴先生④新規の自己免疫性脳炎・脳症と考えられる病態の発見とその治療について東京医科歯科大学精神行動医科学の塩飽裕紀先生に講演いただく。