○稲垣 中1,2 (1.青山学院大学教育人間科学部, 2.青山学院大学保健管理センター)
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委員会シンポジウム
委員会シンポジウム9
精神科医不足問題について考える:リターンズ
Thu. Jun 22, 2023 10:45 AM - 12:45 PM P会場 (パシフィコ横浜ノース 4F G416+G417)
司会:濱田 博文(医療法人純青会せいざん病院医局), 稲垣 中(青山学院大学教育人間科学部/保健管理センター)
メインコーディネーター:稲垣 中(青山学院大学教育人間科学部/保健管理センター)
サブコーディネーター:濱田 博文(医療法人純青会せいざん病院医局)
委員会:精神科医・精神科医療の実態把握・将来計画に関する委員会
わが国では現在医師不足問題が社会的問題となっている。この医師不足問題は「医師の絶対数が少ない」という問題と,診療科や医療施設,地域ごとの医師の配分に偏りがあるという「医師の偏在」の問題が組み合わさったものであり,2004年に現行の卒後臨床研修制度が導入されたことを契機として深刻化したと考える医療関係者が多い。精神科医療でも医師不足問題が深刻化してきていると考える者は多く,このため当委員会は2013年の第109回総会においてシンポジウム「精神科不足問題について考える」を行った。それから約10年が経過して,わが国の精神科医の数・分布が大幅に変化したのみならず,人口構成の変化により必要とされる精神科医数も変化した。また,オンライン精神科医療などの新規医療技術が登場したことにより,今後,精神科医の配置に関する考え方が変化する可能性もある。そこで,今回はシンポジウム「精神科不足問題について考える:リターンズ」と題して,この10年間のわが国の精神科医数の変化について検討するとともに,離島や僻地に関する問題や新規医療技術の導入に関する問題をも考慮して,今後のわが国における適正配置について議論する予定である。
○濱田 博文 (医療法人純青会せいざん病院)
○木下 翔太郎 (慶應義塾大学医学部ヒルズ未来予防医療・ウェルネス共同研究講座)
○春日井 基文 (鹿児島県精神保健福祉センター)
○蓮澤 優 (九州大学キャンパスライフ・健康支援センター)
○中庭 洋一 (なかにわメンタルクリニック)
○栗田 紹子 (市立稚内病院)