Ramaswamy Viswanathan (President-Elect, American Psychiatric Association (President: May2024-))
セッション情報
委員会企画シンポジウム
委員会企画シンポジウム15
マイノリティのメンタルヘルス
2024年6月21日(金) 13:25 〜 15:25 F会場 (札幌コンベンションセンター 1F 107会議室)
司会:髙橋 英彦(東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科精神行動医科学),秋山 剛(NTT 東日本関東病院)
メインコーディネーター:秋山 剛(NTT 東日本関東病院)
サブコーディネーター:髙橋 英彦(東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科精神行動医科学)
委員会:国際委員会
マイノリティの精神的健康の重要性は、ますます認識されるようになってきている。マイノリティ集団は、拒絶や差別の予測、マイノリティであることの隠蔽、否定的な支配的文化的態度を内面化している可能性がある。人種、民族性、性的アイデンティティ、マイノリティ文化は、メンタルヘルス、精神病理、メンタルヘルス情報へのアクセス、精神医療に影響を与えうる。マイノリティの人々は、精神的健康状態に対する認識を高め、偏見と闘うために、相当なメンタルヘルス・リテラシーと実践的支援を必要としている。日本では、これまで、この問題はほとんど取り上げられて来なかった。 本シンポジウムでは、日本と諸外国におけるこの問題の取り組みについて報告する。 また、どのように情報発信を改善し、サービスへのアクセスを保証するかについても議論する。アファーマティブ・メンタルヘルス・ケアは、特にLGBT の人々にとって、自己受容とセルフ・コンパッションを促進することによってよい影響を起こすかもしれない。医療提供者は、個々人に合わせた、文化的・心理的に配慮したケアを提供するために、効果的なコミュニケーション戦略を開発するための適切な訓練と支援を必要としている。
Elizabeth Moore1,2 (1.President, Royal Australian and New Zealand College of Psychiatrists, 2.Coordinator-General, The Office for Mental Health and Wellbeing, ACT Government)
Chih-Yun Hsu1,2, Jen-Pang Wang3,4 (1.Taiwanese Society of Psychiatry Resonance Psychiatric Clinic, Taiwan, 2.National Taiwan University Hospital, Taiwan, 3.Bethel Psyhciatric Clinic, Taiwan, 4.Bethel Dunnan Psychiatric Clinic, Taiwan)
Chan-Seung Chung (Director, Social Responsibility Committee, Korean Neuropsychiatric Association)
Katsuki Harima1,2 (1.Japanese Society of Psychiatry and Neurology, 2.Harima mental clinic)