The 120th Annual Meeting of the Japanese Society of Psychiatry and Neurology

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一般シンポジウム

一般シンポジウム50
ECT地域連携システムの構築とその将来像:ECTの均てん化に向けて

Fri. Jun 21, 2024 10:45 AM - 12:45 PM C会場 (札幌コンベンションセンター 1F 中ホールA)

司会:竹林 実(熊本大学大学院生命科学研究部神経精神医学講座),安田 和幸(山梨大学医学部精神神経医学講座)
メインコーディネーター:竹林 実(熊本大学大学院生命科学研究部神経精神医学講座)
サブコーディネーター:安田 和幸(山梨大学医学部精神神経医学講座),諏訪 太朗(京都大学大学院医学研究科脳病態生理学教室(精神医学))

ECT は難治性および重症度の高い精神疾患の重要な治療選択肢の一つである。麻酔科医と協働で行う手術に準じた治療法であるため、治療施設が限定される。その点を克服するために、治療施設同士の連携によって治療機会の均てん化を進めていくことは、治療者のみならず患者およびその家族にとっても福音である。今回、日本総合病院精神医学会のECT 委員会が中心となって、全国各地でのECT の地域連携ネットワークの取り組みを紹介し、現状と問題点を把握して、その将来像について討論し、ECT の均てん化の一助とすることが本企画の主旨である。全国の状況を幅広く知って頂くために、北海道(北海道大学:成田尚)、東北(東北大学:小松 浩)、関東(国立精神・神経医療研究センター病院:野田隆政)、近畿(京都大学:諏訪太朗)、中四国(広島大学:大盛航)、九州(福岡大学:飯田仁志)の各先生方に病院・地域での取り組みについてご紹介頂き、指定発言(広島市民病院:和田 健)を踏まえて、ECT 地域連携の将来像について統合総論を行う予定である。

大盛 航1,4,8, 高石 佳幸2, 藤田 康孝3, 古庄 立弥4, 撰 尚之5, 松岡 龍雄6, 和田 健7, 町野 彰彦8, 高畑 紳一9, 岡田 剛1 (1.広島大学病院精神科, 2.吉田総合病院精神科, 3.草津病院精神科, 4.瀬野川病院精神科, 5.安佐市民病院 精神科, 6.広島第一病院精神科, 7.広島市民病院精神科, 8.呉医療センター・中国がんセンター精神科, 9.県立広島病院精神科)