The 120th Annual Meeting of the Japanese Society of Psychiatry and Neurology

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ワークショップ

ワークショップ4
うつ病を有する女性患者の妊娠・出産にどう対応するか?:模擬症例を通して考える

Fri. Jun 21, 2024 8:30 AM - 10:10 AM L会場 (札幌コンベンションセンター 2F 207会議室)

司会:山田 恒(兵庫医科大学精神科神経科学講座),福本 健太郎(岩手医科大学精神科神経科学講座)
メインコーディネーター:渡邊 衡一郎(杏林大学医学部精神神経科学教室)

周産期メンタルヘルス領域の研究が進み、妊娠・授乳と向精神薬についてのエビデンスが蓄積してきているが、精神疾患を有する妊産婦への対応に苦手意識をもっている医療者は未だに多い。本シンポジウムでは、「うつ病を有する女性患者の妊娠・出産にどう対応するか?」をテーマとして扱う。具体的には、①抗うつ薬中止を希望するうつ病患者に対するSDM(Shared Decision Making)、②プレコンセプションケア、③妊娠中のうつ病増悪時の対応、産後の女性が利用できるリソースについて学ぶ場とする。各シンポジストの発表に先立ち、架空症例ならびに検討事項を提示する。QR コードを利用し聴講者の意見を会場で集計し、聴講者と共有した上で、どう対応していくかをシンポジストが説明をする双方向的なシンポジウムとする予定である。