日本心血管理学療法学会
さあ始めよう臨床研究（ラウンドテーブルディスカッション）

[KS1066-1] さあ始めよう臨床研究（ラウンドテーブルディスカッション）

^○内山覚¹, 山田純生² (1.新東京病院リハビリテーション室, 2.名古屋大学大学院医学系研究科（保健学）)

本セッションは理学療法士による臨床研究の，主に方法論に関する疑問点に，エキスパートが助言することで，心血管理学療法学術集会の臨床研究のレベル向上を図ることを目的としている。これは日本心血管理学療法学会の活動計画に沿ったものであり，増加する演題数を質的にも向上させるという学会のメッセージが込められている。
本邦の心血管理学療法臨床の質向上は，質の高い臨床研究を蓄積することしかないことは自明であるが，そのための効果的取り組みは一朝一夕に出来上がるものではない。その意味でも，日本心血管理学療法学会の第1回学術集会として本セッションを企画できたことは，学術集会長ならびに運営幹事一同，学術集会の方向性を明確に打ち出すことができたものと自負している。
セッションは，最初に学術集会長による臨床研究に関するショートレクチャーが行われた後，数テーブルに分かれて臨床研究に関する質疑応答が行われる。各テーブルでは観察研究，介入研究などいくつかの臨床研究手法を用いた研究デザインに関してディスカッションが行われます。ファシリテーターは，飯田有輝，片野唆敏，加藤倫卓，神谷健太郎，河野裕治，櫻田弘治，高橋哲也，舟見敬成，松尾善美，森沢知之（50音順）です。皆様の積極的なご参加をお待ちする次第です。事前参加登録が必要です。