[P-TK-01-4] チーム医療に対する態度についての職種間比較
キーワード:チーム医療, 職種, 横断研究
【はじめに,目的】
回復期病院では,様々な職種のスタッフが働いており,異なる職種間の連携・協働は患者の入院中や退院後における生活の質の維持・向上に重要である。
本研究の目的は看護,介護,療法士間でチーム医療に対する態度の横断的に解析し,より良い環境構築に向けた取り組みを検討することである。
【方法】
対象は,当院回復期病棟の常勤職員60名(看護師20名,介護士17名,療法士23名)であった。尺度はmodified Attitudes Towards Health Care Teams Scale(修正版ATHCTS)日本語版,回答には5段階リッカート尺度(1:全く賛成しない,5:強く賛成する)を用いた。因子分析には主因子法とバリマックス回転を使用,因子得点の職種間比較にはKruskal-wallis法とマンホイットニー検定を用いた。分析にはIBM SPSS Ver.22.0Jを用い,有意水準は5%とした。
【結果】
看護師17名,介護士14名,療法士15名から回答が得られ,回答率は77%であった。Cronbach alpha係数は0.75であった。因子分析の結果,“quality of team care”,“team efficacy”,“family-centered care”,“benefit of communication”,“team value”の5因子が抽出された。職種間比較では,看護職と療法士職に比べ介護職で第4因子“benefit of communication”から得られた因子得点が有意に低い結果であった。
【結論】
当院においてチーム医療に対する態度が職種間で異なることが確認された。今後チーム医療を推進するためには,第4因子“benefit of communication”に対する態度を変化させる取り組みが必要であることが示唆された。具体的には,専門職連携の協議に必要な時間帯と多忙な業務時間帯が重複しないような配慮が必要であると考えられた。
回復期病院では,様々な職種のスタッフが働いており,異なる職種間の連携・協働は患者の入院中や退院後における生活の質の維持・向上に重要である。
本研究の目的は看護,介護,療法士間でチーム医療に対する態度の横断的に解析し,より良い環境構築に向けた取り組みを検討することである。
【方法】
対象は,当院回復期病棟の常勤職員60名(看護師20名,介護士17名,療法士23名)であった。尺度はmodified Attitudes Towards Health Care Teams Scale(修正版ATHCTS)日本語版,回答には5段階リッカート尺度(1:全く賛成しない,5:強く賛成する)を用いた。因子分析には主因子法とバリマックス回転を使用,因子得点の職種間比較にはKruskal-wallis法とマンホイットニー検定を用いた。分析にはIBM SPSS Ver.22.0Jを用い,有意水準は5%とした。
【結果】
看護師17名,介護士14名,療法士15名から回答が得られ,回答率は77%であった。Cronbach alpha係数は0.75であった。因子分析の結果,“quality of team care”,“team efficacy”,“family-centered care”,“benefit of communication”,“team value”の5因子が抽出された。職種間比較では,看護職と療法士職に比べ介護職で第4因子“benefit of communication”から得られた因子得点が有意に低い結果であった。
【結論】
当院においてチーム医療に対する態度が職種間で異なることが確認された。今後チーム医療を推進するためには,第4因子“benefit of communication”に対する態度を変化させる取り組みが必要であることが示唆された。具体的には,専門職連携の協議に必要な時間帯と多忙な業務時間帯が重複しないような配慮が必要であると考えられた。