[ED-2] 「大学時代の経験」は就職後の行動にどのような影響を与えるのか?:アクティブトランジションの視点から
本講演は「大学時代の経験」が就職後の行動にどのような影響を与えるかについて,筆者らが実施した調査結果をもとに話題提供を行うものである。講演内容をもとに「教育機関でどのような場をつくることが,卒業後にポジティブな影響を与えるのか」について議論したいと考えている。
筆者の教育分野は「教育工学」である。どのような環境が人の学びを促進するのかを明らかにし,その場を実際にデザインすることをおこなっている。筆者はその中でも特に「大学と企業の移行(トランジション)」に興味を持ち,研究・実践をおこなってきた。その成果は「アクティブトランジション 働くためのウォーミングアップ」(三省堂,共編著)や「活躍する組織人の探究(東京大学出版会,共著)などにまとめている。
筆者は,調査結果をまとめると同時に,知見をもとにした教育実践のデザインもおこなってきた。そのため,本講演においても,調査結果だけでなく,具体的な教育実践も紹介する。これにより,研究知見と実践をどのように結びつけるのかについても話題提供できればと思う。
一方,これまでの筆者の研究・実践は「理学療法」という文脈に焦点を当てておこなってきたものではない。よって,筆者の講演内容がそれぞれの文脈にそのまま適用可能とは言いがたい。この点については,聴衆のみなさまに,それぞれの文脈に読み替えながら聞いていただければ幸いである。
働く現場で活きる力をどのように教育機関で身につけさせるかは,分野を問わずに,喫緊の課題となっている。本講演をもとに「どのような点が分野・領域を超えて共通する点なのか」,「どのような点が領域固有なのか」についても議論できればと考えている。
筆者の教育分野は「教育工学」である。どのような環境が人の学びを促進するのかを明らかにし,その場を実際にデザインすることをおこなっている。筆者はその中でも特に「大学と企業の移行(トランジション)」に興味を持ち,研究・実践をおこなってきた。その成果は「アクティブトランジション 働くためのウォーミングアップ」(三省堂,共編著)や「活躍する組織人の探究(東京大学出版会,共著)などにまとめている。
筆者は,調査結果をまとめると同時に,知見をもとにした教育実践のデザインもおこなってきた。そのため,本講演においても,調査結果だけでなく,具体的な教育実践も紹介する。これにより,研究知見と実践をどのように結びつけるのかについても話題提供できればと思う。
一方,これまでの筆者の研究・実践は「理学療法」という文脈に焦点を当てておこなってきたものではない。よって,筆者の講演内容がそれぞれの文脈にそのまま適用可能とは言いがたい。この点については,聴衆のみなさまに,それぞれの文脈に読み替えながら聞いていただければ幸いである。
働く現場で活きる力をどのように教育機関で身につけさせるかは,分野を問わずに,喫緊の課題となっている。本講演をもとに「どのような点が分野・領域を超えて共通する点なのか」,「どのような点が領域固有なのか」についても議論できればと考えている。