当社は1906 年に神戸で創業以来、ゴム・プラスチック製品メーカーのパイオニアとして、お客様のニーズに応えるべく、新技術や新製品の開発を行っております。
近年、高齢化社会が進行し、透析患者における認知症患者の割合が増えたこともあり、透析患者が無意識に透析針を抜去してしまい、重大な事故につながるケースもありました。
このような背景のもと、当社では抜去動作検知システム「抜去アラート^Ⓡ」を開発しました。「抜去アラート^Ⓡ」は、透析回路に伸縮センサを取り付け、患者の無意識の抜去動作を素早く察知し、出血する前に警報音で知らせることを特徴とする機器です。抜針事故を未然に防ぐことで、医療安全に貢献します。