ご挨拶
第75回塑性加工連合講演会開催にあたり
実行委員会委員長 末吉 敏恭
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本講演会は、2024年11月8日(金)から10日(日)に琉球大学の共通教育棟および大学会館(全保連ステーション)で開催されます。緑豊かで広大な琉球大学を皆様に存分にご堪能いただきたいため、本学での開催を決定しました。しかし、平日は会場(教室)の確保が難しいため、初日は第1会場で一部の講演のみ行われます。二日目と三日目には第2から第8会場も使用し、多くの分野での講演が予定されています。これにより、これまで以上に活発な講演会になることが期待されます。多数の講演申込みをいただき、誠に感謝しております。
令和2年度の調査によると、国内(県内)総生産における製造業比率は、全国平均が20.0%であるのに対し、沖縄県は4.3%となっています。また、そのほとんどが一般食品や健康食品を含む食品飲料系の製造であり、機械金属系はわずかです。このように、モノづくり産業の乏しい沖縄県において、素形材から製品製造に至るまで、日本の塑性加工に関わる企業、大学、高専、研究所などから多くの技術者や研究者をお迎えすることは、県内産業の発展、進歩向上に貢献できるものと期待しております。
ここで本講演会の開催にあたり、スポンサーや展示・広告にご協力いただいている企業の皆様、準備から実施まで携わっていただいている講演会運営委員会、学会事務局、また九州支部幹事と関連分野の琉球大学教員からなる実行委員会、琉球大学、そして沖縄観光コンベンションビューローの皆様に厚く御礼申し上げます。
11月の沖縄は、日中はまだ日差しが強く、暑い季節です。参加される皆様には、上着等の着用は不要で、軽装・クールビズでお越しください。本講演会が盛会となることを祈念すると共に、塑性加工技術の発展に寄与することを期待しております。多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。