特別講演
■会場:琉球大学 大学会館 3階ホール
■司会:内田 正巳(実行委員 三菱長崎機工㈱)
※会員の方はどなたでも聴講できます。事前の申し込みは不要です。
沖縄県内在住の方は、無料・事前の申し込み不要で聴講できます。
特別講演
「泡盛浪漫 -歴史・製造・味わい, そして古酒-」
琉球泡盛アンバサダー会
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■講演概要:
琉球泡盛は、東南アジアから入ってきた約600年の歴史を持ち、米を原料とし、黒麹菌を使った沖縄の蒸留酒です。 琉球王朝時代は王府の徹底した管理下の地域でのみ製造を許された貴重なものでした。当時から行われていた「仕次」という古酒育成手法で熟成された泡盛古酒は、中国皇帝から遣わされる冊封士のもてなしや、薩摩藩・徳川幕府への献上品として使われた記述が残っています。泡盛は賞味期限がなく、時が経つにつれ熟成が進むのが特徴です。 また、泡盛製造技術が薩摩に渡り、焼酎のルーツになったとされています。
今講演は、沖縄県認証資格「泡盛マイスター」を取得し、泡盛の普及活動を行っている任意団体のメンバーで、 1.泡盛の伝来と歴史、2.泡盛の名称と表示、3.泡盛の定義、4.製造、5.古酒と仕次、6.味わい方、などをお伝えします。