日本動物病院協会は1978年に創立いたしました。協会の理念「人と動物の共生社会の実現に向けて」を継続発展させていくために、時代や状況とともに変化していく社会、周辺環境に対応するため、継続性と新規性を兼ね備えた、事業運営を目指しています。
日本動物病院協会では、大きく2つに分けた事業運営を行っています。
『動物病院および動物医療の充実に関する事業』では、動物医療従事者の知識・技術の高位平準化をはかるとともに、動物病院の水準をさらに高める事業として、様々なセミナーを実施しています。
『動物病院による地域社会への貢献を推進する事業』としては、動物病院と動物医療に関わる立場から社会に向けての、市民公開講座や講師派遣等の普及啓発事業、また、動物病院を活動の中心にして行われるアニマルセラピー（CAPPボランティア活動）推進のための事業を実施しています。

動物看護師の皆さん向けの事業としては、主に3つのセミナー・講座を実施しています。
【動物看護師向けセミナー】では、“ 職場で欠かせない動物看護師になろう！ ”を目標に、診療の場で一歩先を見据えて動けるように、さらに知識を積み上げるためのセミナーシリーズです。
“ 2年間で8科目を履修するカリキュラム”に従ってセミナーを開催しています。

【こいぬこねこの教育アドバイザー養成講座】では、“子犬子猫に幸せな未来を育むスペシャリストを目指そう”を目標に、子犬子猫のしつけや健康管理について、飼い主さんに適切に指導、助言ができる人材を養成するための講座を行っています。

　【動物病院スタッフのためのシニアケア講座】では、老化に伴う行動上の変化、疾患、栄養管理等について学び、高齢期の疾患の徴候にいち早く気づけること、高齢動物とご家族の幸せのために、適切に対処しアドバイスができることを目指す講座として開講しています。