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[1Cp01] 原子間力顕微鏡によるイオン結晶上における氷の成長と表面構造の観察
氷の表面は様々な現象が起きる場である。しかし、その詳細な表面構造は未だ不明な部分が多くある。本研究では、原子間力顕微鏡を用いて、KCl(001)基板上での氷の成長と表面構造の観察を行った。その結果、水の暴露量が少量の場合には、界面構造と思しき新奇な周期構造が観察された。一方、水の暴露量を増やした場合には基板が均一な結晶氷に覆われ、その表面は金属基板上に成長させた場合と同じ構造を示した。