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[1Ea07] 収着性粘土材料の表面科学と放射性廃棄物処分
モンモリロナイトには、陽イオン交換性と膨潤性がある。膨潤性はin-situ XRDやAFMで定量できるが、陽イオン交換特性は、化学分析でのみ確認される。FM-AFMの新たなその場観察技術は分子スケールで粘土の水和の可視化し、水和量から分配係数がわかるため、核種の収着現象への微視的理解と可視化定量への可能性を広げた。これは安全性の可視化でもあり、発電所廃棄物処分事業の継続に貢献するものと期待される。