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[1Ea09] In-situ 中性子反射率法を用いた燃料電池用イオン導電性ポリマーの 水分布構造解析
燃料電池用固体高分子は、SiO2基板で作製されるとともにPt担持カーボン上で厚さ5 nm程度のバインダーとして使用される。また、アニオン交換アイオノマーについては、高次構造が不明であり、高耐久化にむけたアニオン交換膜設計の障害となっている。in-situ中性子反射率測定法を用い、電解質薄膜内部の構造がPt、C上で50 nmにもわたって異なり、水分布も大きく異なることを見出した。