2021年日本表面真空学会学術講演会

講演情報

部会

[2Aa01-14] データ駆動表面科学研究部会「データ駆動アプローチ研究の最近の動向」

2021年11月4日(木) 08:15 〜 11:45 A会場 (うどん)

座長:小嗣 真人(東京理科大学)、安藤 康伸(産業技術総合研究所)

09:15 〜 09:45

[2Aa05] スパースモデリングを用いた超解像によるマルチフレーム顕微分光画像への展開

*五十嵐 康彦1、永村 直佳2,3、日野 英逸4、岡田 真人5 (1. 筑波大学、2. 物質・材料研究機構、3. 科学技術振興機構 さきがけ、4. 統計数理研究所、5. 東京大学)

近年、放射光計測による顕微分光によって材料開発への展開が行われている。しかし、顕微分光によって長時間の計測を行うことにより、帯電効果などの影響で試料への劣化や熱ドリフトによる計測画像へのアーティファクトをもたらす。そこで我々は短時間で計測された低解像度の画像を複数枚用い、スパースモデリングによる超解像解析を行った。本発表ではこれらの解析手法の結果の妥当性や今後の展開について議論する。