2021年日本表面真空学会学術講演会

講演情報

表面科学・物性(SS1)

[2Cp01-06] 表面科学(物性)

2021年11月4日(木) 13:30 〜 15:00 C会場 (高松)

座長:吉澤 俊介(NIMS)

14:45 〜 15:00

[2Cp06] 光誘起力顕微鏡による有機薄膜光学特性のナノスケール観測

*福澤 哉太1、山本 達也1、斎藤 一貴1、菅原 康弘1 (1. 大阪大学大学院)

光誘起力顕微鏡 (PiFM) は、原子間力顕微鏡 (AFM)をベースとしており、試料表面の光学特性をナノスケール分解能で観測することのできる顕微鏡である。本研究では、光誘起力顕微鏡を用いて、ペンタセン薄膜のナノスケールでの光学特性の観察をした。結果、銀基板上のペンタセン膜は1層目より2層目の方が光誘起力が大きいことを明らかにした。