[2P05] 炭素繊維強化プラスチックの炭素繊維-樹脂界面の剥離に関するMD計算
炭素繊維強化プラスチック(CFRPs)はミクロスケールでの不均一さを有し、従来のマイクロスケールでの計測や連続体理論では破壊予知が困難であり、原子レベルの研究が不可欠である。本研究では、MD法によりCFRPsの破壊を原子スケールで調べた。その結果、応力歪曲線の最大応力は107MPaと見積もられ実験結果を再現した。また、界面付近では、樹脂がバルクとは異なる構造をとっていることが明らかとなった。