[2P28S] 熱酸化法により作製した酸化銅ナノワイヤーにおけるCu2O/CuOヘテロ接合の観測
一次元半導体である酸化銅ナノワイヤーは、良好な結晶性と高アスペクト比を備えており、電子・光デバイスへの応用が期待されている。本研究では、熱酸化法により作製した直径100 nm以上の酸化銅ナノワイヤーに着目して、その構造を調べた。顕微ラマン分光と電子線後方散乱回折の結果より、ナノワイヤーの太い部分の領域にCu2O/CuOヘテロ接合が形成されていることが新たに分かった。